Bomb The System / Bomb The System (2006)
収録分数:本編 約93分
特典映像:約70分
仕様:片面2層 ドルビー・デジタル5.1ch&ドルビー・デジタル2.0chステレオ
画面サイズ: アメリカン・ビスタ
日本語字幕(本編&特典)・英語字幕(本編のみ)
特典映像
インタビュー<アダム・バラ・ラフ&マーク・ウエバー、リー・キュノネス他>(約25分)
本編未収録シーン(約18分)
ビハインド・ザ・シーン(約18分)
ビデオ・グラフ(約4分)
日本公開劇場予告編 (約2分)
オリジナル予告編 (約3分)
日本公開記念ライブ・ペインティング「Bombing」(約2分)
MC、DJ、ブレイクダンスと並ぶ、ヒップホップ・カルチャーの4大要素のひとつ“グラフィティ”。「ボム・ザ・システム」は、このグラフィティという、法の目をくぐって絵を描き、やがては権力によって消されていく“アート・クライム”(芸術犯罪)に自らの存在証明を賭けるストリートの若者たちを描いた、鮮烈な青春映画だ。
ヒップホップ・カルチャーを扱った劇映画はたくさんあるが、ここまでグラフィティを中心に据えた作品は、ヒップホップ映画のバイブルとして伝説化している『ワイルド・スタイル』(82年)と『ビート・ストリート』(84年)以来、実に20年ぶり。
主人公ブレストを演じたのは、自らプロデューサーも兼任したマーク・ウェバー。トッド・ソロンズ監督の『ストーリーテリング』(01年)、ウディ・アレン監督の『さよなら、さよならハリウッド』(02年)、今年のカンヌ国際映画祭でグランプリに輝いたジム・ジャームッシュ監督の『Broken Flowers(原題)』(05年)など鬼才監督からオファーが続く注目の新進俳優だ。
監督は、これが長編デビュー作となるアダム・バラ・ラフ。弱冠23歳にして堂々とした語りのスキル、そしてその若さならではのみずみずしい感性を見せつけた彼は、インディーズ映画界のアカデミー賞と呼ばれるインディペンデント・スピリット・アワードで、最優秀新人賞にノミネート。さらにサンフランシスコ・インディペンデント映画祭の作品賞など、数多くの映画祭で重要な賞を獲得した。音楽はNYアンダーグラウンド・シーンのカリスマ的トラックメイカー、元カンパニー・フロウ、現デフィニティヴ・ジャックスのエル・Pが手掛けている。